人間が未だ、文明を誕生させておらず、しかも道具の開発にまで至っていない時に、自然環境や動物たちとどの様に向き合ってきたのかを考えると相当数見えてくるものがあろうかと思います。
その時の人間は、自然環境の脅威や動物たちの猛威の前に、とても不安でしたでしょうし、恐怖だったでしょう。勿論、その時代はその時代の生き方として不安や恐怖は慣れっこになっていて、最早、不安に思う事や恐怖で感じる事はないのかも知れませんが、ここではそういう事実がどうだという話をしたいのではなく、今の人間との比較をする事で、道具がどういう存在であったのかについて考えてみたいのです。
地球上に道具が一つも無かった頃の人間と、道具が10個、100個、1000個となっていった時の人間と、現代の様に数えきれないくらい無数の道具である時の人間とをそれぞれ比較してみます。
過ごしやすさはどうですか?
不安や恐怖はどうですか?
人間は、道具が一つも無かった頃は余りにも非力で自然や動物と向き合う事で精一杯でした。今と比べると、いつも負けていると言い表す事が出来るかも知れません。
無数にある道具と共に生きる今の人間は、全ての動物が為し得なかった地球圏外に出かけて行く事が出来るくらいに自由で、夏でも涼しく、冬でも暖かく過ごす事が出来るくらいに自由で、自然や動物を超越する存在にまでなりました。
人間そのものはそこまで変わりません。
道具と共に進化してきた人間なんです。
2019年4月25日木曜日
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