2019年7月1日月曜日

不登校増加が発するメッセージ

ノ・ジェスコラムからのご紹介です。

不登校が年々増えているという話はよく聞きます。

これを深刻な問題として捉えてもよいですが、このことが発しているメッセージの方に耳を傾ける必要を感じます。

現代社会はインターネットが普及して空気のような存在となりつつあります。

それに伴い、価値観もどんどん多様化してきています。

一昔前のように、いい会社に入り、いい給料をもらって生活できるという、過去の成功イメージが大きく崩れていると言えます。

だからこそ、周りに合わせて学校に行くこと、企業に就職するということに意味価値を感じづらいのです。


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■■コラム 不登校の問題が投げかけるメッセージとは?

不登校児は年々増え続けており、
一年間で約一万人も増加していると言われています。

一年間の内の大部分の日数を
学校から離れて過ごす子も多く、
若者の鬱や自殺にも繋がっていると言われています。

不登校の問題に対し、
学校以外でも学べるようにと
多様性のある学びを提供しようという
動きも見られますが、
それにも関わらず不登校が増えている
この現状は何を表しているのでしょうか?

今までの教育は、個人主義や資本主義の
社会のルールに基づいていて、
どんな職業に就いて、何をしたら
お金を得られ、豊かに生きられるのか、
そこに重点が置かれています。

その結果、生存競争や弱肉強食のような
出世志向的な教育が当たり前となり、
自分に対しても他人に対しても
責めたり否定したり戦うのに忙しくなってしまいます。

適応できなければ、
人生から脱落してしまうのではないかという
ストレスやプレッシャーで潰されそうになり
いつも心が不安定となってしまう。

さらには今はネット社会であり、情報も多く
自分よりも能力が高くて、遥かに優れた人を
いくらでも簡単に検索できてしまうため、
相対比較が当たり前となり、
自己否定せざるを得ない状況にあるとも言えます。

戦っても勝ち目のない世の中なのであれば、
学校に行きたくなくなるのも当然だと思います。

しかもこれからは人間よりも遥かに優れた
AIがどんどん登場してくる時代です。

多くの人間が「無用者階級」に成り下がる
とも言われているこの時代に、人間同士は、
未だに戦うのに精一杯な状態です。

人間は本来、何のためにどう生きるべきなのでしょう?

自分だけが成り上がるのではなく、
人類全体を底上げし、Win-win AllWinの
現実を創っていくためにはどうすればよいのか?

それを教えるのが本当の教育だと思います。

つまり、人類全体を底上げできない
「観点の問題」をまず認識させることであり
それを促す新しい教育と学校が必要であること。

今の教育では限界なんだという
メッセージを不登校の問題は投げかけているのです。

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